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老後の1人暮らしは平家に限る!その訳とは?

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皆さんはどんな住まいで老後を迎えたいですか?

「老後、1人暮らし、平家」とくれば、それは、老後の理想の住まいです。

その訳をお話ししていきます。

 

 

 

1.今から平家に住むことは無理なのか?

葬儀社から看護師へ転職した私が考えるイチオシの老後の住まいは、ずばり平家。
日本の都市部だとちょっと難しいでしょうか?


テレビドラマで見るアメリカの広々一戸建平家が都市部や都市近郊で手に入れば一番いいのですが、日本だとかなり地方じゃないと無理かもですね。


隣との敷地境界は猫も通れないほど狭く、ぎっちり建物が建ってるような地域もありますし、二階、三階と上に伸ばさなければ日も当たらず、居住スペース確保が難しい土地もありますしね。


二階、三階建ばかりの住宅地に突然平家を建てるのは難しい。
見下ろされてるみたいだし、そもそも居住スペースが確保出来るかしら、家族が増えたら…とかって考えちゃいます。


ただ平家をワンフロアと言い換えるなら、マンション住まいで叶えることができますね。

 

2.階段のない生活で転倒のリスクを減らそう

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駅を歩いてる人達を見てください。
年齢と共に傷んでいく関節、身体…いつまで階段上がれると思いますか?


大抵の人は40代くらいから息が切れたりして階段を敬遠、エレベーターやエスカレーターを使用してませんか?


公共の場ではバリアフリー政策もあり多少マシですが、自宅となると一度滑ったら止まらない、怖い危険な階段がまだまだいっぱい。


手すりを付けても滑りどめシートを貼っても、加齢現象として視界は狭くなり見えにくくなり、つま先は上がりにくくつまづきやすくなり転倒リスクが上がります。


反射も低下するのでつまづいたら咄嗟に手をつく、バランスを立て直すなどは難しく、転倒…そうなれば骨折、特に高齢者でよく聞く大腿骨転子部などの骨折となれば入院手術になることもあり、入院生活の間に筋力低下、そんなことになれば 寝たきりリスクも上がっちゃいます。


さらに入院すれば、いつかは退院を考える時がくるわけです。
1か月ほど入院して、やっぱり住みなれた自宅に戻りたいし、自宅療養を希望したとして。
よくある二階リビングや二階寝室、衣食住が階段を頻繁に使用しないと成り立たない住居にお住まいだと、退院カンファレンスでリスクとして話題に上がります


たとえ1人暮らしでそこで90まで無事生活した実績があっても、ちょっとした怪我や体調不良があると階段は大きな負担になり、成人した子ども達に「日常的に階段を登りおりしないと生活出来ない家だし、自宅に帰るのは無理かもしれませんので、施設入所を検討します」、なんて言われることも考えられます。


平家もしくはワンフロアだったら、ちょっと結果違ってくるな、と思いませんか?

 

3.引っ越しのタイミング

①.子どもの自立

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子どもが自立したらなるべく早くワンフロア生活へgo!です。


公共の場は改善しようにも限界がありますが、自宅、自分の生活の場は自分である程度選ぶことができます。


晩婚、初産年齢高齢化のこの時代、子どもを育てている間はまだ若く体力も気力も保てますが、育ち上がる頃には自分の体力や身体が心配になる年齢になります。


子どものプライバシーや自立、夫婦の寝室問題などもありますし、子どもが独立出来る年齢までは二階建でも三階建でも大丈夫でしょう。


しかし、子どもが巣立っていったら、出来るだけ早く平家、もしくは同等のワンフロア生活への転換を考えましょう。

 

②.掃除が面倒になったら

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二階三階の使わない部屋があると、人間誰しも思い出の品や使わないものをしまって置きたくなり、掃除も行き届かないままいつのまにか物置状態なんてことになれば後々片付けが大変です。


自分で出来ればいいですが、亡くなったあとに娘が息子がなんてことになれば、遺品整理の手間と費用がかかります。


祖母宅や実家で、なんでこんなものまで取っておくの?!みたいな言い合いしたことある方はたくさんいらっしゃると思いますが、自分がその予備軍でないかどうか、常に危機感もって考えてみましょう。


掃除もだんだん行き届かなくなれば埃も積もってきて、ダニ、アレルギー、転倒。
◯ンバも階段はお掃除できません。


健康に自信がある方も先延ばしせずに出来るだけ早く平家、ワンフロア生活への転換をオススメします。

 

4.体験談

何故私が「老後は平屋やワンフロアの生活が良い」と思うようになったか、訪問看護に帯同したときの経験をお話しします。


①.二階に上がれない


普通よりかなりお庭も立派な二階建住宅に伺ったことあります。


広々玄関に一階は庭を望む応接間、その隣に書斎兼妻の仕事部屋、キッチンとダイニング、脱衣所お風呂。


二階に上がる階段すら玄関近くですが、横幅もステップも広く、緩やかな勾配で高齢者でも上がりやすそうでした。

そこにお住まいのご夫婦は、お2人とも長く教師をされていました。

奥様がまず脳疾患で倒れられ、関節炎を患う旦那様がソーシャルサービスも上手く利用しながら介護する形で自宅療養をされています。

妻は元書斎にベッドを置いて、自室とされており、トイレもお風呂もキッチンも同じ一階なので調子の良い時は伝い歩きなどして移動。

その隣は、昔はよく来客もあり重宝していた立派な和の応接間。
調度品はどれも重厚かつ洗練されて、きっとお安くはないだろうと直ぐに想像できるものばかりです。

その中の一枚板の大きなテーブル。
夫は夜間その上に布団を敷いて寝起きし、隣の元書斎で休む妻の万が一に備えてるとのこと。

二階には本来の寝室がありましたが関節炎もあってもう随分と上がってない、と言われてました。

高齢になれば、健康上の問題も出てきて自然と一階のワンフロアに生活が落ち着いてきます。

 

②.危険な住宅


昔店舗をやっていたので、一階が店舗スペース、二階がキッチンや風呂などの水場、三階が寝室なんていう間取りも見ました。

階段も急で狭くて健康な私でも怖くて下が見れないほどです。

外出するにもとにかく階段の登り降りが必要ですし、どうやって階段を登り降りすることなく生活出来るようにするか、を考える必要がありました。

結果、一階店舗奥のスペースを寝室にして、最悪キッチンやら風呂は使えなくても宅配食や通所リハで入浴など方法がある、と苦渋の選択で生活されてました。

 

高齢になれば、二階や三階は必要ないです。転倒転落リスクも上がりますし、骨折でもしたら…寝たきりになっちゃうかもしれません。

一階駐車場、二階と三階居住スペースみたいな家は、老後住んではならない物件です。

5.まとめ

私は看護と葬儀の仕事を通じて、色んな家族と家を見てきました。

年齢や家族編成に伴って必要なスペースは変化します。

老後の1人暮らしであれば、絶対、老後の生活は平家!ワンフロア!これ一択です。